はじめに、HfragmenterはGeneratorの部類と考えると良いと思います。
Hfragmenterは、ピックしたオブジェクトの要素を要素を管理することができるようです。
マニュアルでは、構造物を作る際におススメと書かれているっぽい。
では、実際にHfragmenterをいじってみる。
①4つの要素からなるティーポットを解体してみる。
図①
これだけでは、何もおこらない。パーティクル化されるわけでもなく解体されるわけでもない。
このノードは、TP_HFragmenterをオブジェクトに割り当てて設定していなければ話にならないらしい。
図②
パーティクルシェイプ化はされたが、まだ解体はされていない。
これは、各要素をグループにアサインすることで解体されるようだ。
図③
画像では、HFragmenterモディファイヤ上でエレメントごとにグループを作成するやり方を示している。名前は、各々でつけている。グループ作成は 図③のように自動で作成してくれているが、各要素を個別に手動で作成もできる。
実質、これでティーポットの解体はできる。わかりにくいのでTP上でパーティクルの色分け(グループ分け)を行っている。注意するのが、グループをモディファイヤ上でアサインしたからといって、TP上でのグループ分けはされていないということ。パーティクルのグループ分けは別に必要である。
これで、各オブジェクトの要素をパーティクルシェイプ化し、解体できた。
②TPcollapseを使用してみる
①では、モデルの要素からグループを自動に生成(名前付けは手動)してくれたのに対して、TPcollapseでは、モデルの階層構造からグループを自動生成してくれる。名前も自動生成。
注意点として、一番親に TPcollapseをかけるようにすること。TPcollapseはUtilityにあります。
図④
まとめると、HFragmenterは、
オブジェクトの要素を解体し、パーティクルシェイプ化する。
そのパーティクルシェイプをTP上でグループ分けすることができる。
各要素をjointでつなげたりもできる。
これといった使いどころがまだ不鮮明なので、解かり次第更新したい。
●メモ
jointを扱う場合、モディファイヤスタックからjointレベルに入り手動で配置するw
●使いにくい点
・所々でCtrl+Zが利かない。
・モディファイヤからグループ登録ができない。
・TP上でグループ登録するときにパラメーターが表示されない場合がある。TPプロパティを再起動すれば大丈夫。
・Group Asignで複数処理ができない。(例えば、一括で要素のmassを変えたい場合など)
・jointをプロシージャルに扱えない
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